こんばんは。牧野です。
今回、半々公演を期間限定公開配信ではなく、ライブ配信にした私の想いをお伝えしたいと思います。
私は、演劇の大事な要素の一つに「緊張感」というものがあると思っています。
本番を迎えた役者の緊張感、舞台袖から成功を祈るスタッフの緊張感、そして目の前で繰り広げられるモノを見届けるお客様の緊張感。
狭い箱の中、沢山の人がいて、様々な緊張感がそれぞれにある。
それを欠いてしまっては、演劇とは呼べないのではないか。
私はそう思います。
コロナが未だ猛威を振るう中、緊急事態宣言も延期され、会場が使用できなくなってしまったこともあり、我々は映像配信での公演のみを行うことに決めました。
しかし、私がやりたいのはあくまでも「演劇」です。
映像作品が見せたいのではありません。
どうしてもそれだけは譲れなかった。
ライブ配信では編集ができません。
泣いても笑っても1度きり。役者もスタッフもミスが許されません。
見てもらえるチャンスはその時限り。
観ることがきるチャンスもその時限り。
そういうわけで、ライブ配信という形態を選択しました。
後からゆっくり見てほしくないのです。
当日、私たちと同じ瞬間に、この緊張感を一緒に体感してください。
我が家で皆様のご来場をお待ちしております。
0コメント