思わぬ結果

うちの団長は、実は衣装を作る天才なんです
舞台で使う衣装をほとんど一人で作ってます

スゴイんです。

これは、絶対に作るのが大好きなんです。
モノ作りが好きな私としては、同じニオイを感じています。

見ていると、描いてもらったデザインボードを見ながら作っているので、「自分で思うイメージを形にして、衣装を作らないのか?」

つまり、自分でデザインして作らないのか?
と、聞いてみたのです
すると返ってきた答えは、「つくらない」でした。
 ん・ん・ん・ 何で?
 デザインを考える才能がないから
と、あっけらかんと言うのです。

自分の感じたものを表現するには、自分で思うように作るしかない 
と思う私には、???な答えですが、
団長はこのスタイルで、良いものを生み出しているのです

なるほど。
そして私の中には、なんでこの考え方に出会ったのだろうという疑問が残りました

そして「イメージして伝えて」「デザインしてもらい」「自分でつくる」このスタイルを頭の中で深ぼりしてみたのです。

このスタイルで一番のポイントは、2つ目のパートで、人に任せてしまう点です。
人に任せると自分の考えが入らないので、
良くも悪くも、自分という限られた枠から外れたものが出てくるのです。
それを形にするときに、面白い作用が起きるのです。
まず、デザインを作る時、イメージを大切に作ります。
次に、形にする時、デザインを大切に作るのです。
そうすると、誰かがよく陥る、凝りの暴走にならずに済むのです。
上手くできた機構です。

ん? これは、もしかして次の舞台の準備を始めた私への警戒メッセージだったのか?
そうなのか?

団員Mackeyでした

劇団つちの娘

We are the theatle Company inKyoto

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