どうも、かわさきです
一つ前の実里さんのブログで、百人一首が出てきました。
百人一首に限らず、何となくお気に入りの詞やことわざ、格言なんかは、頭の何処かにススッと収まってると思います。
ことわざっていうのも、まあ先人が思ったことを言い得て妙な言い回しで表したり、お知恵が詰まってたり、叱られるものだったり。ま、内容こそ様々ですが、大方耳触りのよい言葉たちです。
有名なもので言えば、
「柔よく剛を制す」
とか、
「一富士二鷹三茄子」
とかとか。
上は柔らかいもの柔軟さが、固いもの堅さをいなすことがあることを言い、
下は正月の初夢に見たら縁起の善いものを挙げていることわざですね。
実はね、この2つには続きがあるんですって。
「柔よく剛を制す、剛よく柔を断つ」
「一富士二鷹三茄子、四扇五煙草六座頭」
固いものが柔らかいものに打ち勝つこともあるぞ!なんて結局どっちつかずなこと言われちゃって、
六つもあれば何かしらは夢に出てきそうだなって。
意外と調べるとこういう下の句?のようなものがあまり知られていないことわざはたくさんあります。
その中でもわたしの頭の隅にススッと居座っているのが、
「井の中の蛙大海を知らず」
やっぱりこれに続くものがあって、
「されど空の深さ(青さ)を知る」
『狭い世界に生きて、外の広い世界のことは知らないこと』を指す上の句に対して、
『だけどもその狭い世界を突き詰めたからこそ、その世界の深くまでを知ることができた』ですって。
もしかしたらよく聞く方なので、下の句も知ってる人も多いかもしれません。
この下の句は、最初からセットのものだったんでなくて、後の世で付け足されたものらしいです。
誰か一つの道を極めた人が、それは違うぞって文句でも言ったんでしょうね。
個人が尊ばれて、色んな生き方が否定されることなく、多様性がよしとされるこの世の中。
そんな狭いとこよくないねえ。
広くても浅いじゃないの。
求められてもないのに何が正解かとか、そうそう人様に易々とは、おこがましくて言えたものじゃないです。
みんな一度、自分の人生で精一杯になったらいいんですねたぶん。そこからほんの少し溢れる余裕が、勝手に身近な人に降りかかるだけってのがちょうど良さそう。
自分の人生に溺れそうな人はちゃんと浅いプールに移ってビート板使ってくださいね。
最後に話とは全く関係はないのですが、
最近わたしは猫5匹と暮らしています。
みんな猫と一緒に暮らしたらいいです。
教えたくはありませんでしたが、それが人生の最適解です。
かわさき
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