題名のまんまです。
先月末、突然スマホが壊れました。
ちょうど丸2年共に歩んできたのでそこそこガタがきていたのかもしれません。結局本体データが戻らないまま機種変更する羽目になりました。溜まりに溜まっていたいろんなデータが全てパァになってしまった悲しさと、新しいスマホになって電池が長持ちする嬉しさの板挟みになっています。
私はかなりスマホを使うタイプの人間です。毎日SNSのチェックは欠かさないしゲームは常に4つ5つくらいインストールしてます。作業のお供に動画サイトからお気に入りの音楽をかけたり、出先で写真を撮るとか、おそらく一般的な使い方をしてるかなと。
ただ、音楽や書籍のデータを購入することがほとんどないのです。理由はシンプル。物質的重みを感じたいから。部屋に並んだ書籍やCDを特に意味もなく眺めるのが好きなので、多少高くてもデータより本やCD自体を買います。でも、なぜか写真はデータのままでいいやとなってしまう。プリントアウトしてファイルにしまって眺めるとかは一切なく、ただ撮ってデータを眺めて終わります。自分の中で起こるこの書籍や音楽データと写真データに対するあり方の差は一体何なのだろうと、考えたところで特に答えは出ません。ただ、デジタル化で便利になる世の中で、データがあれば大丈夫なんて楽観視していられないということは明確ですね。
稽古場や仕込みの写真、バックアップとってなくてかなり消えてしまったものがあるのが残念。お気に入りの写真は本やCD同様、手元に物質として残しておくのもいいかもしれませんね。
みなさんも、バックアップはしっかりとって、データに頼らず大切にしたい思い出はその目にしっかり焼き付けましょう。スマホの画面越しばかりじゃもったいないので。
日向マリ
0コメント