ライブ配信ワークショップ@人間座

先日、人間座で行われた動画配信ワークショップに
いってきました。

私が所属する劇団つちの娘はコロナウイルスの影響をもろに受け、春に予定していた人間座での公演を延期にするほかありませんでした。

泣いてばかりもいられない

コロナに泣かされるばっかりでなく
逆にコロナの状況を利用せねば。

というわけで、これからの創作活動の為
ライブ配信のワークショップに行きました。

ワークショップの内容は、カメラの説明や
通信環境の調べ方、ライブ配信をするにあたっての
様々な機材の説明等、かなり専門性の高いものでした。

正直、全くついていけず、泣きそうになりました。

いやぁ、、、
舐めてましたわ

やっぱり映像の配信というのは一朝一夕では
出来ないものだと実感しました。

いままで超アナログで生きてきた私の人生が恥ずかしい、、


しかし!
そんな私でも時代の最先端になれる機器が!

VRです!
VRとは、バーチャルリアリティの略語で
仮想的な現実を指す言葉です。

VRゴーグルをつけているのは私です。
VRを使ったゲームをしているところです。
写真では絶対にわかりませんが、私は卓球をしています。

VRゴーグルを付けていると、自分が丸ごとゲームの空間に入ったような感じがします!

大興奮でした!
マトリックスみたい!!

入り込みすぎると元の現実に帰れない恐怖感が
湧いてきました笑

現実とは何か?
という考えが頭を離れなくなります。

さて、何故VRが出てくるかというと、
これをライブ配信に活用できるからです。

演劇を映像で観るとなると、どうしても、生で観るより臨場感が欠けてしまいます。
カメラも、画面の種類が限られてますので、どうしてもつまらない映像になってしまいます。

VRで観劇すると、360度見渡せるため、自分の好きな所を自分で選択して観る事が可能です。

実際に、360度カメラで撮った演劇の様子を見せてもらいました。
下鴨車窓、田辺剛さんの「微熱ガーデン」という芝居でした。
ゴールをつけると、芝居が目の前に現れました。
ずっと観ていたかったです。

講師の方は、そう遠くない未来にVRの環境が整うだろうと仰っていました。

VRで、演劇がたとえ地球の裏からでも観劇できることを知りました。
コロナで人が集まりにくく、繋がりが希薄になっている昨今。
VRが人と人との架け橋になっていくでしょう。

演劇が、コロナによって、後退ではなく発展するかもしれないと、密かに希望を感じました。

武士岡大吉

















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