あなたの人生の一冊は何ですか?

人生の一冊。
苦しいとき、辛いとき、悲しいとき。
時に書物は
私たちを励まし、支えてくれるものです。

私は特に中学と高校生の頃
沢山の本と出会いました。

部活も勉強も人間関係も全く上手くいかず
急速に生きる楽しさが下降を続ける中
本にしがみつき続けました。

とにかく楽しくなかったです。
クラスメイトの笑い声がストレスで、
そんなものにストレスを感じる私が嫌いでした。
他人が楽しそうだと、腹立たしい。
何で生きてるのか、分からない。
暗黒時代です。

いまは超絶ハッピーですがね。

あの辛い時期を乗り越えられたのはひとえに読書のおかげです。
本という救命ボートがあったから嵐の海を乗り越える事が出来ました。

いまは南国のビーチでトロピカルなカクテルを味わってます。
夕陽が綺麗です。
そんな感じです。ええ。

というわけで、私の人生の一冊
紹介しちゃいます。
もしよかったら、読んでみてください。
小粒かもしれませんが、あなたの人生の一石に
なるのかと思います。

投じてみます。

一石め!

「夜と霧」 ヴィクトール・E・フランクル

ユダヤ人強制収容所に入れられた精神科医フランクルのエッセイです。
一文でどんな本かお分かり頂けるかと。

京阪電車でこの本を読みました。
下車した後の帰り道の景色が違って見えました。



2石め!

「僕に踏まれた町と僕が踏まれた町」中島らも
こちらもエッセイです。
名門灘中高校で落ちこぼれ、薬や酒に溺れる毎日を
ユーモア混じりで語ってくれます。
大爆笑でした。

中島らも、だいすきです。

高校受験はこの本のせいで失敗しました!笑
ういうことにします。


3石め!

「レ・ミゼラブル」1巻 ヴィクトル・ユゴー

「ああ無情」としても知られている作品。
フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの名著です。

一巻で読み終えてそのままストップしています笑
後三巻読み切る気力がありません。

それでも流石ユゴー、なかなかヘビィな読書体験でした。

一巻で十分だ!!!
ヒューマニズムの頂きと言った感があります。


4石め!

「1973年のピンボール」村上春樹


押しも押されぬ村上春樹の初期の秀作です。
簡潔な文章、不思議なキャラクターと展開。
傑作ではないかも知れないけど、愛すべき作品です。
私はカッコつけて2周目から英文で読んでいましたが全く読めませんでした!!

受験勉強しろよ俺!!!
まあ、他の受験生の威圧には、、、、
アホですね。



ラスト!

「麦ふみクーツェ」いしいしんじ


夏。
じりじりと照りつける太陽に汗をかきかき読んでました。

ぽたぽた汗が落ちたので、ページが濡れてボコボコになりました。

いしいしんじさんの独特の行間のリズムが素敵でした。

とん、たたん、とん。




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


夕陽が沈んで、とっぷり日が暮れました。

如何でしたか?
少しは波風立ちましたか?
読んでみよ!となれば幸い。

そして

あなたの人生の一冊はなんですか??

機会が有ればおしえて下さい。

私はカクテルも飲み終わった事だし、ゆっくり寝ます。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

皆様の明日が良い一日であるといいですね。

波もそう言ってます。


ざざーーーん
ざざーーーーーーーん。




武士岡大吉





劇団つちの娘

We are the theatle Company inKyoto

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